伊勢街道(伊勢街道・外宮、内宮へのみち) 6㎞(伊勢市)

コースのポイント

「お伊勢さん」「大神宮さん」と多くの人々から親しまれる伊勢神宮は正式には「神宮」といい、内宮には皇室の祖先で、太陽神ともされる天照大御神(あまてらすおおみかみ)が、外宮には天照大御神の食事を司り産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られています。

内宮と外宮に分かれている伊勢神宮は、距離が少し離れていますが、どちらか一方だけをお参りする方も多いですが、これは「片参り」と呼ばれ、あまりよくないという説もあるようです。

今回紹介するコースはお伊勢参りの正式な順番とされる外宮から内宮までの順序をたどり、皇室との関係性も深い伊勢神宮を満喫いただく事ができます。

コースマップ

コースの見どころ

伊勢神宮 外宮

食物・穀物を司る豊受大御神(とようけおおみかみ)が祀られている、皇室との関係もかなり神社です。

伊勢神宮参拝の順序は、外宮から内宮へ回るのが、古来からの習わしとされています。

外宮について詳しくはこちら

せんぐう館

20年に一度行われる「式年遷宮」後世に伝えるために、第62回神宮式年遷宮を記念して建てられました。

外宮の勾玉池のほとりにあります。

大林寺・油屋跡

寛政8年(1796年)に起こった、古市の妓楼油屋で遊女お紺と孫福斎の殺傷事件「油屋騒動」が有名です。

大林寺にはお紺と孫福斎の比翼塚がひっそりと建っています。

伊勢古市参宮街道資料館

参宮街道の歴史や、参宮帰りの客でにぎわった遊郭、古市を中心に栄えた伊勢歌舞伎についての資料や映像があります。

伊藤小坡美術館

明治から昭和にかけて京都画壇の中心として活躍した伊藤小坡の作品が展示されています。

建物は土蔵をイメージして建てられたそうです。

猿田彦神社

導きの神様である猿田彦大神を祀る神社で、伊勢神宮内宮のすぐ近くにある神社です。

猿田彦大神は伊勢の地を中心に国土の開拓・経営に尽くされた地主神と伝えられています。

猿田彦神社について詳しくはこちら

おかげ横丁

伊勢神宮へのおかげ参りブームが起こった江戸から明治期の伊勢路の建築物を移築などで再現しています。

老舗の味から名産品、歴史や風習、人情まで一度に体感でき、食べ歩きやショッピングが充実しています。

おかげ横丁について詳しくはこちら

伊勢神宮 内宮(宇治橋前)

勢神宮・内宮は日本人の大御祖神である天照大御神をお祀りする神社で、皇室と最もゆかりの深い神社として、二千年近い歴史を有するとされています。

内宮の入り口で、五十鈴川にかかる宇治橋は、日常の世界から神聖な世界を結ぶ懸け橋と言われています。

内宮について詳しくはこちら

投稿者プロフィール

多田 夏彦
多田 夏彦三重県ウオーキング協会普及指導部長
合同会社ランシス代表社員|三重県ウオーキング協会普及指導部長として三重県内のウォーキングの普及およびウォーカーのモチベーション創りを目指しています。
合同会社ランシス

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