海の見える里山と大黒屋光太夫コース 13㎞(鈴鹿市)

コースのポイント

江戸時代後期に伊勢国奄芸郡白子(現三重県鈴鹿市)の廻船の船頭であった大黒屋光太夫は、江戸に向かう途中嵐で廻船が漂流し、ロシアに漂着しました。

当時ロシアに漂着した日本人は多くいたそうですが、大黒屋光太夫はロシアに漂着したのちに、日本に帰国した最初の日本人で、ロシアでは女帝エカチェリーナ2世に謁見し、勲章までもらうに至りました。

今回紹介するコースはそんな大黒屋光太夫ゆかりのスポットをめぐるほか、鈴鹿市東部の沿岸沿いの景観を満喫いただく事ができます。

イヤーラウンドコースを歩こう

海の見える里山と大黒屋光太夫コースは社団法人日本ウオーキング協会が認定した、1年中、いつでも、誰もがウォーキングを楽しめるようスタート・ゴール地点のステーションを常設した「イヤーラウンドコース」の一つです。

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コースマップ

コースの見どころ

鈴鹿市観光案内所

観光マップや、市内各施設のパンフレット等を取り揃えており、鈴鹿のことなら何でも分かる観光案内所です。

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岸岡山緑地

鈴鹿市東部唯一の緑地で、多くを公園として、海の見える公園として整備されています。

展望台から伊勢湾を望む眺望は絶景で、晴れた日には遠く知多半島や中部国際空港(セントレア)が望め、元旦のご来光には絶景のスポットです。

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大黒屋光太夫記念館

ロシアに漂流し、ロシアに行ってはじめて帰国した日本人である大黒屋光太夫に関する記念館で、平成17年に開館しました。

はじめてロシアから帰国した日本人として、多くの政治家や学者から注目され、たくさんの本が作られて、蘭学の発展に貢献しました。

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江島若宮八幡神社

鈴鹿市で2番目に広い敷地を持つ神社で、ご祭神として仁徳天皇が祀られています。

白子港に接し、船主や船頭から寄進された絵馬が文化財となっています。

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白子港緑地

大黒屋光太夫出帆の地となっています。

およそ200年前に大黒屋光太夫らが出帆した白子港も今は新しくなり、記念碑が建てられています。

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伊勢型紙資料館

江戸時代末期の建物で白子屈指の型紙問屋であった寺尾斎兵衛家の住宅を修復して、平成9年に開館しました。

型紙資料などを収蔵・展示するほか、体験もできます。

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鈴鹿市観光案内所

 

参考 イヤーラウンドコースの利用方法

1.各コースのウオーキングステーションにて受付をし、コース利用料200円と損害保険加入料60円を支払いコースマップを受け取ります。
*JWA会員およびJWA加盟団体で損害保険に加入している方は60円無料
*コース利用料はマップ作成等のコース維持費用に充てさせていただきます。

2.三重県内のコースを初めて利用される方には、県内各コースで使えるパスポート(ウォーキングステーションみえ)を無料でお渡しします。

3.自分のペースでウオーキングを楽しみ、ゴールのウォーキングステーションに戻ってきてください。

4.ゴール後、お手持ちのパスポートに完歩認定スタンプを押してもらいます。

5.三重県内や全国各地のコースを歩いて、スタンプをためていきましょう。スタンプの数に応じて完歩賞などがもらえます。

投稿者プロフィール

多田 夏彦
多田 夏彦三重県ウオーキング協会普及指導部長
合同会社ランシス代表社員|三重県ウオーキング協会普及指導部長として三重県内のウォーキングの普及およびウォーカーのモチベーション創りを目指しています。
合同会社ランシス

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