ウォーキングで分泌される脳内麻薬・快楽ホルモン「βエンドルフィン」とは?
ウォーキングは身体的効果、精神的効果、社会的効果と3つの健康効果があると言われています。
その健康効果の一つとして現在注目されているのが、脳内麻薬ともいわれる「β(ベータ)エンドルフィン」が脳内に分泌されやすくなるという、精神的な健康効果。
ただβエンドルフィンと言われても、いまいちピンとこない方も多いのでは?
そこで今回の記事では、ウォーキングで注目のβエンドルフィンについて紹介していきます。
βエンドルフィンってなに?
βエンドルフィンとは「脳内麻薬」「快感ホルモン」と呼ばれる脳内で働く神経伝達物質の一つです。
βエンドルフィンには鎮痛効果や気分の高揚、緊張、抑うつ、疲労感などといった否定的な感情を抑え、幸福感を得られるなどの効果があると言われています。
またβエンドルフィンが1回出るだけで、がん細胞を抑制してくれるNK細胞を30%以上も活性化させるという研究結果まで出ていると言われています。
βエンドルフィンを出すにはどうすれば
そんな驚愕の効果を得られるβエンドルフィンは、軽く息が上がるくらいの有酸素運動が、より分泌を促してくれるそうです。
そんな軽く息が上がるくらいの有酸素運動、ウォーキングの場合だと、少し早足で歩くのがおすすめです。
βエンドルフィンの分泌を促したいなら、スッスッスッといった感じで自分自身で軽快にリズムを取りながら、意識的に少し早めのペースでのウォーキングを心がけるようにしてください。
βエンドルフィンの効果は3~5時間
その効果は3~5時間持続するとされており、長時間にわたってβエンドルフィン効果が得られれば、毎日がより充実したものになるはずです。
とくにここ最近どうもストレスを感じる、どうもイライラする事が増えている・・・などという方は、あえての早歩きのウォーキングで、βエンドルフィンの分泌を促進していきましょう!!
投稿者プロフィール
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合同会社ランシス代表社員|三重県ウオーキング協会事務局長として三重県内のウォーキングの普及およびウォーカーのモチベーション創りを目指しています。
合同会社ランシス
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